ごく一般的な知識をもつ薬剤師として働くのではなく、専門知識を身に付けていれば仕事の幅が広がって昇進しやすくなったり、年収アップも期待することができるようになります。興味がある分野の知識を身に付けてみてください。
このタイプの資格には様々なものがあるため、自分に合ったものを選んでみることをおすすめします。最近では2人に1人ががんにかかると言われており、がんは身近な病気として多くの人々から注目されています。がんに関連するものにはがん薬物療法認定や外来がん治療認定、がん指導認定や緩和薬物療法認定が挙げられます。
これらは今後ますます需要が高くなると考えられます。また感染制御認定や精神科薬物療法認定、HIV感染症薬物療法認定や妊婦・授乳婦薬物療法認定もあり、これらの分野に興味がある人はぜひ取得を目指してください。
この他にも漢方薬に関連するものや小児薬物療法に関連するものなどがあります。
この資格を取得するためには研修を受けるだけではなく、試験に合格する必要があります。仕事をしながら勉強を続けるのは難しいかもしれませんが。取得することができれば高い専門性があることを周囲に評価してもらえるためやりがいがあるはずです。
いくつかの専門分野が用意されており、がんや感染制御、精神科やHIV感染症、妊婦・授乳婦の分野において知識を深めることができます。さきほど紹介した認定タイプに似ていると思うかもしれませんが、認定している団体が異なります。
専門タイプも認定タイプと同じように職場で高く評価してもらうことが可能です。興味がある人はぜひ目指してみることをおすすめします。
この他にも、スキルを上げるのに役立つものがいくつもあります。NRと呼ばれる栄養情報担当者では、健康食品に関する知識を身に付けることができます。また最近より広く普及するようになったサプリメントに関する知識を身に付けるのであれば、サプリメントアドバイザーがおすすめです。
スポーツに興味がある人であれば公認スポーツファーマシストがおすすめで、アロマが好きならアロマセラピストを目指してみてください。アロマセラピーは欧米で古くから行われてきた生薬療法で、心身の不調を和らげることができます。
さらにヘルスケアアドバイザーやビューティーケアアドバイザー、治験コーディネーターなどがあります。
