派遣薬剤師の全て

薬剤師が短期で派遣される仕事の特徴

2018年08月01日

自分自身の都合の良いように短い間で即勤めることができ、高い時給であることが醍醐味の短期派遣の薬剤師ですが、特徴があります。ですから、こうした働き方を考えている人は、特徴をしっかりと理解することが重要になります。


自身の都合に合わせて働くことができます

短期派遣に関しては、勤務内容を自分自身で選定することが可能で、期間を見定めて稼ぐことが出来ます。ひとつの例として、個人的な趣味のサーフィンであるとか、スノーボードなどのシーズンに応じて契約期間を設けたり、旅などのスケージュールとフィットさせたり、子育てや介護のスケージュールに合わせ勤めることができます。

都合に応じられるのは期間のほかにもあります。自分自身やファミリーの都合に合わせて、就労地をかえることもできます。ファミリーの転勤や、子供が遠方のスクールに通学することになったりするケースでも、一緒になってその土地で働くことができます。

また、短期契約となるので、対人関係のトラブルに巻き込まれにくいのも特色になります。


雇用先に関しての具体例と主な特徴

雇用先に関しては、主として調剤薬局、あるいはドラッグストアになります。 調剤薬局及びドラッグストアでは正規雇用社員やパートタイマー、アルバイトのみでは人手不足の状況が継続しています。

それに加えて、引継ぎ作業のいらない調剤薬局などは、受け入れも行ないやすいといわれています。調剤併設スタイルのドラッグストアにおいては調剤並びに服薬指導がメインで、薬剤や日用品をセールスするようなOTCスタイルストアでは利用者からの医薬品に関する相談や日用品といった物も販売が主だった業務になります。

短い期間なので、金銭に関わることや重い責任のある業務を負うことはありません。


介護施設の職員募集が急激に増加しています

現代において少子高齢化社会が進行して、全国にある介護施設を踏まえての求人も増加傾向にあります。入所者の薬剤についての管理や調剤や服薬指導、服薬相談などが主だった業務になります。

施設では、人手不足から、常駐の薬剤師の時間外の仕事が増えたり、薬の説明、あるいは服薬指導が不十分になったために、トラブルが起きたりするというようなことは回避する必要があります。認知症であるとか、身体上の不自由な患者がいる介護施設にとって服薬管理は回避できない問題となっており、未来においても募集人数が増える可能性が考えられますので、活躍の場は常にあります。