派遣薬剤師の全て

製薬会社へと転職するメリットおよびデメリット

2019年02月18日

どういった仕事であっても、職場を変えることのメリットやデメリットは、必ずといっていいぐらいあります。 あらためていうまでもなく、薬剤師が製薬会社へと転職した場合についても、プラス要素とマイナス要素があります。


収入が比較的高く休日の取得も安定している

メリットとして、まず給与レベルがとても高い特徴があります。 会社のケースでは、大半が正規雇用社員での雇用ということになります。調剤薬局もしくはドラッグストアなどで勤務しているケースと照らし合わせると、収入額の差は歴然といえます。

数百万レベルで年収額が違って来ることもあります。また、土曜日日曜日の休みが非常に多いことから多くの休日を取得ができます。調剤薬局もしくはドラッグストアにおいて勤務するとやはり土曜日日曜日も含んだシフト勤務になりやすいですが、会社は原則として一般企業同じ様に土曜日日曜日休みです。

したがって日々の生活のリズムを組み立てやすく家庭がある人に相応しいでしょう。


福利厚生が充実し女性も活躍しやすい

また、製薬会社に関しては順調な経営の企業が多いため、福利厚生制度がしっかりと確立されています。それに加えて、身体の健康を取り扱う会社であるため産休もしくは育児休暇を獲得しやすい周辺環境にあり、従業員のQOLにプライオリティを置いているところが少なくありません。

さらに、外資系企業は女性の方の地位向上を前面に出し意欲的に女性を雇用します。とりわけ外資系会社では女性優遇の傾向が高いといえます。


会社へ職場を変える際のデメリット

一方、デメリットとして研究職並びに学術職の求人募集があまりなく、必要としている条件が厳しい面があります。 欠員が生じない限りは募集を実施しない会社組織が多いことから、門戸は狭いといえます。

募集があっても、博士号取得が必要不可欠だったりと困難なというのが現実です。また、会社自体が人気を博しているため、競争率が高いというデメリットがあります。どういった職種においても、非常に人気が高いことからひとつの募集をめぐって何百人が応募をします。

とりわけ臨床開発並びに管理薬剤師そして、DIは人気を博しています。職種を問わないともなればMRもしくはコールセンターは相対的に倍率は少ないといわれています。また、 MR職に関しては高い給与で遣り甲斐もとても高い職業のひとつですが、デメリットと付き合わなければならない業種といえます。転勤が非常に多く、接待が必要です。また、自社開発の商品が少なくやりがいが無い、ノルマなどがMRのウィークポイントとされます。長年憧れていた研究職であっても、希望していた研究の中身とちがった、毎日のように単純な研究ばかりで遣り甲斐を感じないという人もいます。職場の変更の際には、自分自身が会社でどういったキャリア構築を実施するか、はっきりとしたビジョンを持ってから実行することが重要になります。