派遣薬剤師の全て

2012年の法律改善と2015年の改正

2017年04月12日

医療業界には医療や薬品に関する法律がありますが、他にも働き方にも法律があります。2012年には待遇が良くなる為の改善や、2015年にも法律が改正されています。そこで転職に失敗しない為にも、法律に関する知識が必要です。

2012年の保護や雇用の安定の為の法律

2012年の労働者派遣法の改正があり、30日間の短期雇用をする事が出来なくなっています。これは短期間過ぎる事で雇用管理が出来ないのが理由で、30日間の労働契約が出来ません。しかし60歳以上の人や雇用保険適用外の学生、年収500万以上やその家庭で生計者以外は例外です。また1年以内に退職した職場へ復職は出来ず、同じ職場では働けないと言う法律があります。例えば薬剤師の女性が結婚や出産で退職をして、それから1年以内は復職する事が出来ないので注意が必要です。ただ定年退職で辞めた場合は例外になり、1年以内でも復職する事が出来るので高齢者に便利です。退職をする時は気をつけないといけません。

2015年労働派遣法の改正ポイント

薬剤師の求人情報は全国規模で探す事ができ、お店や病院そして企業など色々な職場で探せます。色々な職場で働きたい人に向いている派遣社員は、働き方に法律の規制があるのを知る事が大事です。2015年の法律では改正すべき事があり、同じ職場で3年以上働く事が出来ません。この改正法では3年以上の雇用契約が終われば、会社側が雇用安定措置を講ずるのも含まれています。これは会社側に正規雇用の依頼をする事が出来るので、正社員になる事が出来るメリットもあります。また過半数労働組合等に意見聴取をすると、また3年の雇用契約をする事も出来ます。そして無期雇用での契約でも、3年など期間制限がありません。

システムや基礎知識を正しく理解する

正社員やパートよりも給与の良い派遣社員は、雇用しているのは登録する専門の会社になります。専門の会社の社員であるので、給与も専門会社から支給されます。また実際に働く職場では就業規則を守るのが常識ですが、指示をしたり管理をするのは専門会社になります。一般的な働ける職場には病院や調剤薬局がなく、管理薬剤師も働く事は出来ません。しかし紹介予定と言うシステムがあり、正社員としての雇用が前提の場合は働く事が可能です。ただ紹介予定のシステムでは必ず正社員になれるのではなく、一定期間勤務をする事が必要になります。また働いている職場と社員との考えが大事で、合致しないと正社員にはなれません。