派遣薬剤師の全て

医療系のエージェントを頼って職場探しを始めよう

2019年10月17日

薬剤師が業務を通じて順調にスキルアップを果たすには、個々のスタッフの経歴や能力に合わせて適切な研修の機会を設けている職場に就職をする必要があります。そこで、限られた期間のうちに条件が良い職場を選ぶうえで、転職エージェントなどのコンサルタントに相談をして、働きがいのある職場をいくつか提案してもらうと良いでしょう。


実務経験者は非公開求人に応募できることも

薬剤師の実務経験が豊富な人は、転職エージェントを頼りにすることで、各地の医療機関や調剤薬局などの非公開求人に応募できるケースがあります。特に、各地域で実績がある医療機関においては、医療スタッフを対象とした研修制度がきちんと整っているため、転職をした後に長く研修を通じてスキルアップを図ることが可能です。

また、非公開求人に応募が可能なとなる条件については、それぞれの事業所や転職エージェントの方針によって大きな違いがあります。そうした中、理想的な転職エージェントを見極めるうえで、多くの医療従事者が内定を獲得したエージェントを中心に担当者にコンタクトを取ることがおすすめです。


就職活動の悩みを相談できるコンサルタントを探そう

薬剤師が少しでも条件が良い職場に転職をしたい場合には、就職活動の悩みを何でも相談できるコンサルタントにお世話になることがとても大切です。たとえば、医療分野において数多くの実績があるエージェントにおいては、求職者への対応が優れているスタッフが揃っているところも多く、職場見学のポイントや面接の受け方について詳しくアドバイスをしてもらうことが可能です。

また、エージェントによって得意としているサポートの内容に違いがあるため、じっくりとそれぞれのエージェントのメリットとデメリットを比較することが重要です。


将来的に管理職を目指しやすい職場を見つけよう

調剤業務や服薬管理などの現場での経験を積んでから管理職に就きたい人は、キャリア形成の仕組みがしっかりと整っている職場を探す必要があります。たとえば、昇進や昇格の基準が分かりやすいところや、管理職候補を対象とした教育に力を入れているところは、若年層の医療従事者にとって理想的な勤務先として位置づけられることがあります。

その他、管理職になるための条件について具体的に確認したい場合には、就職活動中に複数の医療機関や調剤薬局などの人事担当者と接触をすることが大事です。