派遣薬剤師の全て

職場を変えるタイミングはいつが良いのか考えよう

2019年10月19日

薬剤師は、医療現場だけでなく福祉施設や一般企業など様々な職場で必要とされており、年齢にかかわらず活躍できる場所があります。そうした中、定年までスキルを磨きながら様々な業界で働きたい人は、継続的な教育を受けられるところや、徐々に責任がある地位に就けるところを職場に選ぶことがおすすめです。


若年層の医療従事者の教育を強化している現場も多い

各地の総合病院や公立病院などでは、若年層のキャリアアップを目的とした教育制度を見直したり、資格取得を支援したりしているところが多くあります。そこで、若くして医薬品に関する様々な専門的な業務にチャレンジをしたい人は、新人教育の期間が長めに設定されているところや、先輩による指導が丁寧に行われているところを勤務先に選ぶことがおすすめです。

また、医療機関の診療方針によってスタッフの教育目標が大きく異なるため、本格的に職場探しをするうえで、自分から積極的に各地の医療機関の採用説明会や院内見学などに参加をすると良いでしょう。また、職場探しに悩んでいる場合は、就職イベントを通じて、実際に同じ現場で長く勤めている人に話を聞いてみることも大切です。


定年後の再雇用制度がある職場もたくさんある

優秀な薬剤師が慢性的に不足している事業所においては、定年後の再雇用を推進しているところがたくさんあります。そうした中、年齢のハンデを感じずに自分のスキルや能力を活かしたい場合には、60代のスタッフが活躍している医療現場や福祉施設などを探してみることがおすすめです。

また、再雇用制度を利用する際の給料の金額については、それぞれの事業所が定めているシステムによって大きなバラつきが出ることがあります。そのため、なるべく高い給料を得たい人は、再雇用後に大幅な収入ダウンをすることがない事業所を探しましょう。


転職者へのフォローが手厚い職場がおすすめ

スキルアップや収入アップを目標に掲げて転職をしたい人は、中途採用者へのフォローがしっかりと行われている医療機関や調剤薬局などを見つけることがポイントです。また、職場内でリーダーや管理者として責任のあるポジションに就きたい人は、様々な機会に管理職研修が行われているところを選びましょう。

その他、勤務先によって昇進や昇格のスピードが異なるため、スタッフの評価基準についても採用前にきちんと確認しましょう。