派遣薬剤師の全て

何をしているとやりがいを感じられるか

2019年12月17日

働いて給料をもらうことも大事ですが、やりがいがなければ続けるのが大変かもしれません。やりがいとしてはワクワクする気持ちを持てるかどうかがあります。調剤薬局や病院、そのほか製薬会社の開発としてどんなやりがいを持てるか考えてみましょう。


薬の使い方を伝えると感謝してもらえる

市販薬を購入するとパッケージの裏側に用法などが書かれています。一日にどれくらい飲んだらいいのかなどが描かれていて、どんな時に飲むのをやめるのかなども書いてあるので簡単な使い方はわかるでしょう。日々使わない場合、薬の種類が少なければ市販薬で問題ないのでしょうが、医療機関を利用するとたくさんの種類の薬を出されてそれも使い続けないといけないときもあります。

薬剤師の仕事の楽しみとして患者さんに薬の使い方を伝えられることがあるでしょう。調剤薬局ではただ処方箋に従って処方するだけでなく、いかに患者さんに正しく飲んでもらうかが大事になります。

直接話をしたり、わかりやすい書類を添付するなどすれば喜ばれるでしょう。


医療機関で積極的に治療に参加できる

調剤薬局における薬剤師の仕事は、患者さんが病院からもらった処方箋に従っての処方になります。時々処方に問題があったりするのでその時は医師に確認をして修正を行うときもあります。ほとんどは処方箋に従って処方をするので、積極的に医療に関わる感覚を持てないかもしれません。

これに対して病院においてはもっと楽しみをもって業務ができるかもしれません。医師に対して適切な薬の提案ができるケースがあるからです。そのためには各病気の治療に関する専門資格が必要ですが、それにより治療に参加できるのでよりやりがいを持てるでしょう。


新しい薬を開発して社会に貢献できる

今は薬で簡単に治る病気がかつては不治の病だったこともあります。病気があればそれを治すための薬が開発され、日々薬は進化しているといえるでしょう。薬剤師の資格を持っていると製薬会社において研究開発の仕事に携わる可能性がありますが、楽しみとしては新しい薬の開発ができることかもしれません。

これまで治療が難しかった分野において治療しやすくできるかもしれません。また副作用が強い薬しかなかったのに、より副作用の少ないタイプの薬を開発したりもするでしょう。直接使っている患者さんの顔は見えにくいかも知れませんが、自分の開発した薬によって多くの人が助けられる可能性があり社会貢献の意識も高まります。