派遣薬剤師の全て

書類選考を通過したら準備しておきたいこと

2020年01月26日

薬剤師の転職先は、病院や調剤薬局、ドラッグストア、一般企業など実に様々です。希望の条件に合った求人を見つけたら、まずは履歴書や職務経歴書を送付します。そして、書類選考を通過したら面接を受けるのが一般的です。久しぶりに転職活動をするときは、上手く答えられるか不安になることがあるかもしれませんが、採用担当者に質問されることはある程度決まっています。そのため、あらかじめ答えをまとめておけば、精神的にゆとりを持って当日を迎えられます。


志望動機と自己PRを考えておこう

まず、採用担当者に質問される項目で特に多いのが、志望動機と自己PRです。特に志望動機は、採用担当者が確認しておきたい項目の一つです。たくさんの応募先の中から選んだ理由を簡潔にまとめておけば、的確に答えることができます。

まずはホームページやパンフレットなどに目を通して応募先の情報をチェックして、ここにしかない特徴をピックアップしてみましょう。応募先の特長に沿った志望動機を伝えれば、採用担当者に好印象を与えることができます。

また、たくさんの求人を見る中で、求人票に明記されている他にはない特徴を挙げて、志望動機にするのも効果的だと言われています。自己PRでは、これまで積み上げてきた経験から自分の長所を挙げて、採用されたらどのように貢献できるのかを伝えることが大切です。


退職理由を伝えるときに気をつけたいこと

また、退職理由も採用担当者に必ず聞かれる項目の一つです。退職理由を答えるときに最も大切なのは、前向きな理由で退職したことをアピールすることです。応募先にとって採用は非常に重要なもので、即戦力として働いてくれる人材を求めているだけではなく、長く勤務してくれる人材を求めていることが多いです。

そのため、不満やトラブルを退職理由に挙げてしまうと、すぐに辞めてしまうのではないかというイメージを与えかねません。退職理由を考えるときは、前職のマイナス面を挙げていくのではなく、前向きな理由を挙げるように気をつけましょう。

たとえば、スキルアップを目指していることや、経験を活かして今以上に活躍できる職場を探しているなど、退職理由は前向きな言葉で伝えると安心です。


しっかり自分をアピールして採用につなげいこう

そしてもう一つ答えを考えておきたいのが、薬剤師になった理由と仕事をするときに心がけていることです。いずれも、年代を問わず聞かれる項目の一つなので、忘れずに準備しておくことが大切です。

特に何を大切に仕事をしているかという質問は、経験の浅い人からベテランまで、幅広く聞かれる項目だと言われています。患者さんをサポートしたいなど、自分が普段から意識していることを自分の言葉でしっかりアピールするとよいでしょう。

この項目を上手く答えられれば、大きな自己PRにつながります。自分という人間をアピールし、採用担当者に好感を持ってもらう貴重なチャンスなので、採用につながるように事前にしっかり答えを考えておきましょう。