派遣薬剤師の全て

女性が無理なくキャリアを積める職場を見つけるには

2020年11月17日

女性が薬剤師の免許や経験を生かして医療業界内で活躍をするためには、順調にキャリアを積むことができる現場を見つけることが何よりも重要となります。たとえば、女性スタッフの人数が多いところや、産休や育休を取りやすいところは、20代から30代の求職者の間で理想的な職場として位置づけられるようになっています。


街中にある薬局は定時に仕事を終えることができる

街中にある調剤薬局は、病棟や外来などの医療現場と比べてそれほど仕事内容がハードでなく、患者の数が少ない日は定時に仕事を終えられるといった特徴があります。そのため、子育てをしている人や、仕事と家事を上手く両立させたい人にとって魅力のある職場として扱われるようになっています。

最近では、女性の薬剤師を歓迎している調剤薬局の数が増えているため、一つの現場できちんとキャリアアップを果たしたい人は、時間を掛けて色々な求人に目を通して、自分の希望に合うところを見つけることが肝心です。

なお、調剤薬局におけるスタッフの仕事ぶりについて気になることがあれば、職場見学をして実際に働いている人を観察してみるのも良いでしょう。


女性スタッフの人数が多い病院をチェックしてみよう

女性スタッフの人数が多い公立病院や総合病院の中には、産休や育休などの長期休暇を取得しやすいことや、キャリアアップに役立つ研修が行われていることなどから、薬剤師の免許を持つ女性の間で人気が高まっています。

最近では、女性スタッフを対象としたキャリア形成に関するセミナーや勉強会などが開かれている病院もあるため、求職中にじっくりと働きがいのある職場を探すことがポイントです。また、人手不足の医療現場においては、休日出勤を任されたり、残業時間が長くなったりすることもあります。

そうした中、長期にわたり心身ともに生き生きと仕事を続けるうえで、なるべく人員配置に余裕があるところを勤務先に選ぶと良いでしょう。


製薬会社では性別関係なく評価を受けることができる

国内外の製薬会社においては、性別関係なく実力や成果に応じて人事評価が行われており、女性であっても能力次第で昇進や昇格を目指すことが可能です。また、職場によっては女性の管理職の人数を増やしたり、出産や育児を終えて職場復帰を果たす従業員へのサポートに力を入れたりしているところもあるため、余裕を持って評判が良い製薬会社の事情を把握することがおすすめです。