派遣薬剤師の全て

就職先を決める時にはどんな点に気を付けるべきか

2021年02月02日

薬剤師が就職活動を始めるにあたっては、主な仕事内容や職場内での役割、給料など大事なポイントを押さえて求人に応募することが大切です。また、実務経験が少ない人やしばらく現場を離れていた人は、不安なく業務に取り組めるよう、採用後に満足のいく教育を受けられるかどうかも確認しておきましょう。

自分の適性や能力に見合う仕事ができるか調べよう

薬剤師の業務内容は、それぞれの勤務先の方針や事業内容、職員数などに大きく左右されます。そうした中、一つの職場内で将来に向けてキャリアを積むには、各地の様々な職場のホームページや求人情報を参考にしつつ、就職活動を通じて自分の適性や能力に見合う仕事ができるかどうか調べることが重要です。

最近では、一人ひとりの医療従事者の経験に応じて役割分担を細かく決めたり、専門性の高い仕事を割り振ったりしている事業所も少なくありません。また、配属先の希望をなるべく聞き入れてくれる職場もあるため、諦めずに条件が良い職場を探すことが大切です。

なお、職場選びの悩みを解消するうえで、新卒者から転職希望者まで多くの人が登録している医療系の求人サイトやアプリを利用するのも良いでしょう。

採用後に十分な教育を受けられるか確認しよう

薬剤師の免許はあるものの実務経験が少ない人は、長期にわたり医療現場を離れていた人は、採用後に十分な教育を受けられるか確認したうえで選考を受けるのがおすすめです。一般的に、各地で評判が良い医療法人が運営する総合病院においては、新卒者や再就職希望者に対する研修を強化したり、個別のサポートを行ったりしているところが珍しくありません。

そのため、働き始めてから仕事上で悩まないようにするため、空き時間を使って複数の医療機関の教育内容について把握をしておくことが大事です。

医療関係の事業所が集まる就職相談会に参加をしよう

働きがいのある職場がなかなか見つからないという人は、就職活動の合間を縫って各地の医療関係の事業所が集まる相談会に参加をするのも良いでしょう。こうしたイベントでは、採用選考の担当者と直接話ができたり、採用後の働き方について詳しく教えてもらえたりすることがあります。

また、採用選考を有利に進めるためのポイントを押さえたい人は、早い時期から人気のある就職関連のイベントのスケジュールを確認したり、実際に参加をしたことがある人に話を聞いたりするのも有効です。