派遣薬剤師の全て

仕事においてどんな間違いが発生するか

2021年07月29日

どんな仕事においてもミスはあります。ミスはできるだけ無くすように、さらにそれがお客さんに影響しないような体制も整えているでしょう。薬に関する職場においてどんなミスや誤りが出ることがあるのかを知っておきましょう。

数量や分量の間違いに注意しないといけない

病院で診察を受けると医師が処方箋を作成してくれます。その処方箋を薬局に持っていくと処方箋通りの薬を入れてくれ後はそれを用法通りに飲むだけになります。患者からすれば完全に信用しきっているので疑うなどはなくそのまま飲むでしょう。

ただ薬剤師に多い間違いとして数量や分量を取り違えることが少なからずあるようです。こう聞くと自分も間違って処方されているのではないかと感じますが多くの調剤薬局ではいくつものチェック体制が取られています。

そのため間違いがあっても薬局内で発見され患者が受け取るときにはその間違いは正しくなった状態になっています。新人などでは間違えるケースが多いようですが間違えるのは仕方がないでしょう。

似ている名前の薬剤を取り違えない

世の中の言葉には似ているものがあり時々間違えて使うこともあります。場合によっては全く異なるものなのに読み方が同じなどもあるでしょう。薬剤師においては薬品名をきちんと把握することは重要で、処方箋にある薬をきちんと処方する必要があります。

ただ薬の中には似ているものがあるようで、似ている薬の名前を間違えるミスが少なからずあるようです。もちろんチェック機能が働いているので実際には間違った薬を渡されることはありませんが、似ている名前の薬があるのは色々問題と言えそうです。

間違えやすい薬に関しては現場において注意喚起がしっかりされており、チェックもより厳しく行われるので問題は起きにくいのかもしれません。

患者に適切な薬を処方できているか

病院や調剤薬局に行くときに持っていくと良いのがお薬手帳です。冊子状のものから最近はスマホなどで管理するものもあるようです。お薬手帳には普段飲んでいる薬が記載されていて、病院で処方をするときには薬同士で問題が発生しないように注意がされます。

一応病院において医師がチェックするものの医師が間違えてしまうこともあるようです。このとき大事になるのが薬剤師の役割で患者に適切な薬を処方する必要があります。

まず患者の病気やお薬手帳、さらに処方箋をチェックして問題がないかを調べ、問題があれば処方箋を作成した医師に確認します。いくら問題があっても勝手に変更することはできないので注意しないといけないでしょう。