派遣薬剤師の全て

大学選びにおける偏差値や学費の問題

2021年08月07日

大学にはそれぞれ偏差値があり学費もそれぞれ違います。できるだけ偏差値の高いところ、学費をできるだけ抑えたいなどがあるかもしれません。偏差値の高いところの事情や学費を抑えるための学校の選び方などを考えてみましょう。

偏差値の高い大学を選ぶ方がいいか

大学の選び方としては自分が学びたいことが学べるかどうかが一番でしょう。ただ具体的に何が学べるかは入ってみないとわからないことも多く、もっとわかりやすい基準で選ぶこともあります。そこで大学選びの時に使うのがそれぞれの大学の偏差値で、偏差値が高ければより良い大学と考える人もいるようです。

薬剤師を目指すに当たっては偏差値が高いから合格しやすいわけではないことを知っておきましょう。国公立大学などの偏差値の高い大学でも国家試験の合格率はあまり高くないこともあり驚かれる人もいるようです。

偏差値が高い大学だと優秀な学生が集まるため、優秀な人の中で勉強したり研究をしたい人には向いていると言えそうです。

できるだけ学費を抑えるにはどうするか

私立の医学部と言えば学費がかなりかかるとされ、卒業までに数千万円は用意しておく必要があります。薬剤師になるには薬学部を卒業しないといけませんが、医学部ほどではないものの私立だと卒業するのに1千万円以上かかることも珍しくありません。

将来的には稼げる資格とされていますが、できるだけ学費を抑えたいと考える人もいるでしょう。できるだけ学費を抑えたいなら国公立大学なら他の学部と変わらないのでお勧めです。

ただし国公立大学は難易度が高く受験科目も多くなります。私立においては学業優秀者に対して学費を免除する奨学金制度を用意しているところがあるのでそちらに入学して学ぶのも方法の一つになるでしょう。

国家試験の合格率は信用していいか

薬剤師の国家試験は薬学部を卒業した人が受験します。毎年試験が終わった後には合格率などが出され、それぞれの大学の国家試験合格率なども出されたりします。単純に考えると合格率が高いほど合格がしやすいと思いがちですが、だからと言って合格が簡単なわけではないことを知っておきましょう。

国家試験は非常に難しく、合格率が高い大学では厳しい国家試験向けの講座を受けないといけないところもあります。又成績が良くないと卒業を認めてもらえないところもあり、それによって合格率に影響するケースもあるようです。

合格率は目安の一つにはなるものそれだけで選んではいけないので、十分考えて学校選びをしなければいけません。