派遣薬剤師の全て

目的別に薬学部のある大学を選ぶ

2021年08月14日

資格を取るには6年制の薬学部を卒業する必要がありますがそれぞれの大学で特徴が異なります。大学で何をしたいのか、資格取得後にどんな職場に行きたいかによっても適した大学があるようです。まずはそれを知っておく必要があるでしょう。

資格取得以外に研究もしたいときの学校選び

薬剤師の国家資格を取得するにはまず6年制の薬学部を卒業する必要があります。全国に薬学部を持つ大学はたくさんあるのでその中から選ぶ必要がありますが、大学で何をしたいかによって選ぶ大学が変わってきます。資格取得が目標としてもそれ以外にも薬に関するいろいろな研究をしたいときもあるでしょう。

その時は国公立など研究に力を入れている大学を選ぶようにしましょう。個々の大学で特徴はあるものの国公立は研究に力を入れているところが多いようです。ただその分資格取得のサポート力はやや弱い部分もあります。

研究を学んだり経験しておくと調剤薬局以外にも製薬会社などへの就職もしやすくなるでしょうから考えてみるのもいいでしょう。

とにかく確実に資格取得をしたいとき

薬剤師の資格は基本的には6年制の薬学部を卒業しないと国家試験の受験資格が得られません。ではどの薬学部でもいいかですが、何を目指すかによってそれに向いている大学を選んだほうが良いと言えそうです。資格があれば安定した仕事が得られ高収入も期待できそうですが、それらの考えを持つ人はとにかく確実に資格取得ができる学校を選ぶと良いでしょう。

どんな大学かですが、国家試験対策のサポートが厚い大学になります。国家試験の合格率が高い大学の他、通常授業以外に国家試験向けの講座を設けてくれたり予備校との連携をしている大学などもあります。

ただ合格率が高いだけで選ぶと失敗することもあるので注意が必要です。

他の医療資格者との連携も学びたいとき

薬剤師の就職先として多いのが調剤薬局ですが、それ以外にも病院やドラッグストア、製薬会社などに就職する人もいます。病院に就職するとなると医師や看護師の他いろいろな医療資格者と連携することが多くなりますが、大学を出ていきなりそれらの資格者と連携をしようとしても難しいときがあります。

病院での勤務を希望するのであれば医学部などがある大学を選ぶと良いでしょう。医学部があれば医師や看護師を養成するコースがありそれらの学生との連携が学べたりします。

医学部には大学病院が併設されているところも多く、それらの病院で学べる機会も多くなるでしょう。資格取得後にすぐに病院に勤務するとしても戸惑いを少なくできそうです。