世の中のいたるところで機械化が進んでおり、セルフレジなどでそのことを体験している人がほとんどなのかもしれません。そうなると、薬のプロフェッショナルに将来性があるのか不安になりませんか。これから目指すことを考えている人にとっては特に深刻な問題でしょう。
すでに今の時点で飽和状態だと言われている薬剤師ですが、これは本当のことでしょうか。確かに、飽和状態となっている地域も多数見受けられます。実際には、かなりばらつきがあるので、必ずしも飽和状態とは言い切れません。
東京都や兵庫県などの人気のある地域は飽和状態と言えるのかもしれません。しかし、まだまだ人手が足りなくて困っている地域もたくさんあります。それに、人気の高い都市部であったとしても、ドラッグストアがどんどん増えていますし、まだまだ需要が高い状態が続くことは考えられます。
都市部の方が人気はありますが、地方へ行くことも考えた方が良いのかもしれません。
調剤薬局に関しては飽和状態と言われていますが、ドラッグストアは店舗数も増えていますし、需要が高いです。この傾向は今後も続くと思われています。特に、24時間営業と言うように営業時間が長いドラッグストアの場合はそれだけ多くの人材が必要となります。
都市部であったとしても深夜だとか人手が足りなくなる時間帯の時給がよりアップすることも期待できるほどです。他にも病院勤務もまだまだ需要が高いと言われています。高齢化が進んでいますので、今後はますます病院勤務の需要が高くなる可能性があります。
ドラッグストアと病院は明るい未来があります。
新薬の開発などを考えると製薬会社での需要は高いように見えませんか。以外にも製薬会社の場合は将来性に関して明るいわけではありません。国で後発医薬品促進をしていることもあってか、新薬を出しにくくなっているからです。
薬価改定もありますし、明るい未来があるとはあまり言われていないようです。しかし、世の中にはたくさんの病気がありますし、今後も新しい病気が発生する可能性があります。今後も新薬開発であったり、ワクチン開発を続ける必要がありますので、需要が全くなくなってしまうことはまずありえません。
製薬会社へ入社して、新薬開発をやってみたいと考えている人は狭き門とはなる可能性がありますが、新薬開発はなくならないので目指してみませんか。