薬剤師は年収も高いですし人気のある職業の1つですが、その反面仕事でのストレスでうつ病になってしまう人もすくなくありません。ではどういう事がストレスになっているのかというと、いくつか原因があるので詳しく見ていきましょう。
職場内での人間関係が大きなストレスの原因になっている事が多いです。例えば職場が病院の場合、医者や同僚に患者等色々な人と関わりながら仕事をしなければなりません。
そこで自分とは合わないような相手がいても、仕事にコミュニケーションは必要です。その結果ストレスが溜まっていき、最悪の場合うつ病を発症してしまうという事もあります。また調剤薬局やドラッグストア等、限られた狭い人間関係の中でストレスをためてしまう人も少なくありません。
狭い空間で毎日変わる事のない同じ顔ぶれで仕事をする事も多く、そこに自分と相性が良くない人がいればストレスは溜まっていきます。
ミスは出来ないというプレッシャーや仕事量の多さもストレスになっている可能性が高いです。ほとんどの調剤薬局やドラッグストアに病院等の医療関係の職場は常に人手不足です。
その為1人に課される仕事量も多くなっています。仕事も単調な業務の繰り返しだったりもするので、それだけでもストレスはたまるのに、さらに医療関係の仕事の為、ミスは決して許されません。薬の出し忘れや調剤のミス等が患者の命に直結する事も十分考えられます。
このミスは絶対にしてはいけないというのがプレッシャーにもなりますし、大きなストレスにもなります。さらに調剤薬局等で働いている場合、患者が待ち時間が長くなりクレームを言ってくる事もあります。しかしミスはしていけないので慎重に作業は行わなければなりません。
急ぎたくてもミスをしてしまうので急ぐ事も出来ず、それがますますストレスに拍車をかけてしまいます。他にもドラッグストアでは人手不足の為、本来の業務ではないレジ打ちや商品の品出しも任される事もあり大変です。こうした自分の本来の仕事ではない事をやらなければならないという事にストレスを感じる人も多いです。
休日が少ないというのもストレスが溜まる原因の1つです。仕事が忙しくて休日返上で働いていたり、人手不足で同僚も働いている為、なかなか休みを取りづらいという状況が多いです。休みが少ないと疲れもとれませんし、遊ぶ事も出来ないのでストレスも解消出来ません。
また沢山仕事をして、その分給料も高くなればまだ我慢出来るという人もいるかもしれませんが、仕事量と給料があまりに不釣り合いすぎてストレスにつながるという人も少なくありません。