派遣薬剤師の全て

聞いておくべき薬局に来る前にした治療

2023年08月29日

医薬品を購入するために薬局に来た利用者に対して薬剤師は、薬局に来る前に利用者が自分でおこなった治療の内容について詳しく聞く必要があります。このようなことも利用者から聞いておかなければいけないのは、特定の方法で利用者が自分で治療をした場合に、医薬品が服用できなくなることもあるからです。この記事では、こうした質問をする時のポイントについて解説します。

薬局に来る前に利用者が服用した医薬品

医薬品を入手することを目的にして薬局を訪れた利用者に対し薬剤師が聞かなければいけないことは、その利用者が薬局に来る前に使用した医薬品です。こうした質問をすることが重要なのは、利用者にとっては発症した病気や怪我などを治療するために、自宅に置いてあった医薬品を自分で判断して使用することもあるからです。

このような方法で医薬品を使用した場合には病気や怪我が回復することもありますが、人によっては薬を服用しても効果が現れないこともあります。どのような種類の医薬品を服用したかを詳しく聞けば、その患者がその薬と一緒に服用してはいけない医薬品が何であるか、判断することもできます。

このような方法で患者の健康を守ることは非常に重要なことです。

利用者が自宅で服用した医薬品の量

薬局を訪れる前に利用者が自宅で医薬品を服用している場合には、どれくらいの量を服用しているかも聞いておく必要があります。決められた用法や用量を守って医薬品を服用しているかどうかも、確認が必要です。

患者によっては、決められている用量や用法を守らずに間違った方法で医薬品を使用していることもあるので、このような場合には質問をすることで確認できます。間違った方法で医薬品を服用している場合には、正しい服用方法を指導することが必要です。

医薬品を使用したことによる効果

薬局に来る前に医薬品を服用している利用者に対して、薬剤師はその医薬品を使用したことにより症状が回復したかどうかも聞いておくことが必要です。特定の医薬品を服用しても症状がまったく回復しない場合には、利用者が自分で考えている種類の病気ではないこともあります。

別の種類の病気が発症していることもあるので、このような場合には同じ医薬品を飲み続けても回復できないことが多いです。医師に診察をしてもらえば正しい病名を診断してもらえるので、病院に行くことをすすめることになります。