派遣薬剤師の全て

薬剤師のあまり知られていない就職先

2024年03月03日

薬剤師の就職先というと、ドラッグストアや調剤薬局、病院などが一般的だと言えるでしょう。しかしながら、その他にも世の中に認知されていない意外な場所で活躍することができます。一体、どのような就職先があるのでしょうか。

製薬会社の研究職と開発職は人気

意外な就職先というと、製薬会社が挙げられます。製薬会社では、研究職か開発職に就くことになります。まず研究職とは、新薬のアイデアを見つけるために研究に取り組み、その有効性と安全性を検証する仕事のことです。

そして、開発職とは新薬のアイデアを医薬品として販売するために開発する仕事のことです。企業にとって、新規で薬を開発するためには長期にわたる時間とお金が必要になります。したがって、研究職、開発職が活躍できる場は製薬会社の中でも大手企業であることが多いです。

また、製薬会社に就職するためには高度な知識が求められるため、就職するのは狭き門といって過言ではありません。大学での博士号の取得は必須である上に、他の研究者と一緒に働くことから高いコミュニケーション能力も求められます。さらに、治験においてグローバル化が進んでいるので海外企業と専門的なやり取りをする機会もあり、英語力も必須です。

大学病院で勤務するケースもある

薬剤師は、大学病院で勤務するケースもあります。病院において、医薬品の専門家として治療や臨床経験に参加することが求められます。患者に対して安全で適切な薬物治療を行うために、医師や看護師など他の職種にアドバイスや提案を行うケースも少なくありません。

大学病院には、最先端の医療に携わる医師や理学療法士、臨床検査技師などの専門のスタッフが数多く在籍しています。したがって、小規模な病院やドラッグストアでは経験できないようなチーム医療に加わることができるのは最大の魅力といえるでしょう。

さらに、大学病院では様々な種類の疾患に対応しているので、たくさんの臨床経験を積めるのも醍醐味です。薬剤一つをとっても、大学病院では化学療法に用いる抗がん剤、緩和ケア用の麻酔剤など薬剤の種類が豊富にあります。したがって、薬学の専門性をもっと高めたい方に適した職場だといえます。

麻薬取締官としても働くことができる

実はあまり知られていませんが、麻薬取締官としても活躍することができます。厚生労働省に所属する国家公務員で、全国の厚生局にある麻薬取締部で勤務するケースが多いです。麻薬取締官の仕事は、麻薬や覚醒剤、大麻などを含む指定薬物の乱用を防ぐことです。

また、麻薬の取扱業者の許認可、医療用麻薬の適正な流通の監督、薬物乱用防止のための啓蒙広報活動なども行います。麻薬常習者を逮捕するに当たっては、危険が伴う場合もあります。そのため、職務に就く前には逮捕術の訓練を受けなければいけません。

そして、麻薬取締官になるには厚生労働省の麻薬取締部の採用試験に合格する必要があります。