
薬剤師を必要としている職場は数多くありますが、中でも就職先として人気が高いのがドラッグストアです。人気の理由はさまざまありますが、多くの就職希望者が挙げているのが条件の良さです。給与や待遇などの面に、他よりも魅力を感じる原因があるようです。実際には、どうなのかを就職先として決める前に知っておくことが大切です。
ドラッグストアは病院や調剤薬局と比べると平均年収が高いという調査結果があります。しかし、それだけを聞いて何も考えずに飛び込むのは拙速です。実はドラッグストアだけで比較しても、意外なところに年収の差が出ています。
地域によってかなり開きがあり、東北は高くて沖縄が低いという調査結果が出ています。これは単純に北に行けば高くなり、南に行けば行くほど低くなるということを意味する結果ではありません。地域によって開きがあり、全国平均や一部の地域の結果のみを参考にして決定するのは避けるべきということです。
就職先を決める場合は、検討している地域における年収をチェックしておくことが大切になります。
ドラッグストアは給与だけでなく、福利厚生の面にも魅力があると言われます。福利厚生に関して地域差は特に言われていませんが、会社の規模による差は大きいと考えておかなければいけません。全国展開しているような大型ドラッグストアは、大きな会社によって運営されているところが多いです。
経営母体である運営会社が大きい場合は、福利厚生の面も充実していることが多いです。社宅が用意されていたり、いろんな社員割引があったりと、日常生活の助けになる制度が数多く用意されています。出産や育児に関する面も手厚くなっていて、家族の生活を守っていくという観点から見ても魅力的です。
但し、ドラッグストアという形式で営業している全ての会社が、手厚い福利厚生を用意しているわけではないので事前調査は必要です。
ドラッグストアの中には調剤業務を行っているところと、市販の医薬品のみを取り扱っているところがあります。調剤業務を行っているところの方が、若干給与が高くなる傾向があります。
調剤業務を含んでいる方が薬剤師の負担が重くなるので、それを給与に反映させていると思われます。業務の負担を軽くするのか、重くても給与が高い方を選ぶのかを考えてから判断しなければいけません。