
意外と知られていませんが、薬剤師は警察署でも活躍することができます。責任を持って業務に取り組めることから、大変人気を集めています。では、警察署に勤める場合、どのような仕事を行うことになるのでしょうか。
警察署での主な仕事は、薬物事件に関連する証拠品の管理を行うことです。薬物関連の事件が発生した際、薬物や薬品の包装物や容器、サンプルなどの証拠品を現場から収集する役割を担っています。
そして、収集された証拠品は事件の分析や証拠として利用するために適切な環境で保存されなければいけません。したがって、薬物に関する豊富な知識を生かして、適切に証拠品の保存や保管を請け負うことになります。また、警察の捜査や訴訟に関して法的なサポートを行うことも仕事に含まれます。
薬物や薬品に関して豊富な専門知識があるので、裁判で証言や専門的な意見を述べることが求められます。その他にも、警察官や関係者に対して薬物や薬品についての教育を行う役割もあります。例えば、世の中に蔓延している薬物の特徴や作用、乱用者の兆候を指導することで、薬物乱用者の逮捕に繋がるというわけです。
警察署での仕事は、日常的に強いストレスに晒されることが多いです。そのため、ストレス耐性の高い人は警察署の仕事に向いていると言えるでしょう。ストレス耐性が弱い人の場合、ストレスがかかった状況下で冷静な判断を下せない恐れがあります。
その点、ストレス耐性が強いならば、感情的にならずに客観的な視点を保ちながら問題に対処できます。したがって、周囲から信頼を得やすく、頼りにされる存在になれることでしょう。また、コミュニケーション能力が高い人も警察署の仕事に向いています。
警察署では、警察官はもちろん上司や同僚と協力して犯罪被害者や証人と対話する必要があります。よって、仕事で成果を得るためには相手に心を開かせるコミュニケーション能力が重要です。
薬剤師として警察署で働くためには、一般的に4年制の薬学部で学士号を取得しなければいけません。その後、国家試験に合格する必要があります。国家試験に合格したら、業務を行うための法的なライセンスを取得することになります。
その次は、警察署のウェブサイトで求人情報を探して、興味のあるポジションに応募すれば良いでしょう。警察の採用試験は、筆記試験や身体能力テスト、応募者の過去の経歴や背景の調査や面接などが行われます。また、採用のプロセスが進むにつれて追加の試験や評価が行われるケースもあります。