派遣薬剤師の全て

自分らしいライフスタイルを実現するには

2022年05月14日

薬剤師は売手市場と言われますが、良質な職場を見つけるには努力が必要です。また、正社員として勤務するなら業務上の責任も増してきます。その中で長く務めるには、良好な人間関係を築くことも大事です。そこで当記事では、自分に適した職場の選び方を紹介します。

役職や経営の経験者は転職でも有利

薬剤師の職場として、代表的なのは病院です。それ以外には、調剤薬局や製薬会社、ドラッグストアなどが挙げられます。 同じ職種であっても、職場によって収入はかなりの差が出ます。収入重視で職場を選ぶなら、大手の製薬会社が選択肢となります。

次に高収入が期待できるのはドラッグストアです。但し、ドラッグストアの場合、規模や地域によって待遇が変わってきます。人材が豊富なエリアでは、通常の資格だけでは収入アップを望めません。医療機関であれば、主任など管理職になることが高収入の早道です。

ドラッグストアであれば、店長クラスになるのが選択肢と言えます。新たな職場に転職するにしても、役職や経営の経験者は有利になるわけです。

地方の大規模病院は有力な選択肢の一つ

薬剤師が職場を選ぶ際には、将来性を考慮することも大事な視点です。入社時の給料が高くても、将来的な昇給が期待できなければ勤労意欲に影響します。但し、高収入が期待できない職場でも、福利厚生などが充実していれば働きやすくなります。

それ故、求人欄の募集条件を見る際には、昇給制度や福利厚生面を注意深く当たることが大事です。地方であっても、人材が不足している地域では給料が高くなる傾向があります。また、募集側は人材を確保するため、福利厚生面も厚くするのが一般的です。

地方は都心などに比べ物価も安く、暮らしやすいのも魅力の一つです。大規模病院が地方に進出するケースも少なくないので、就労先として有力な選択肢となると言えます。

柔軟な働き方は自分らしいライフスタイルを実現

職場の選び方として、勤務時間の柔軟性というものが挙げられます。柔軟な働き方は、自分らしいライフスタイルの実現につながります。働き方改革が叫ばれる昨今、自分らしい働き方に対して追い風が吹いています。それ故、勤務時間に柔軟性のある職場を選ぶのが魅力的な生き方を実現します。

大手の企業やドラッグストアでは、週休二日制が定着しています。職場によっては、週休三日制が導入されているケースもあります。人材不足気味の医療現場では、週休三日制は殆ど見られません。

それでも、今後の流れとして勤務時間の柔軟性が高まるのは必須だと言えます。働きやすい職場こそ、人材確保の絶好の策となります。就労日数が減れば収入は減少しますが、そのマイナス面を上回るプラス面が得られるでしょう。