派遣薬剤師の全て

誰かの命を救うために薬で貢献できる

2022年08月17日

誰かの命を救うことができる、そんな仕事に憧れている人はきっと多いのではありませんか。医師や看護師も良いですが、薬を使って多くの人の命を助けるのも良いことなのかもしれません。薬についての知識を身につけて、多くの人の命を助けられる人になってみませんか。

まずは6年間大学で勉強することからスタート

以前の薬学部は4年制でしたが、今では6年制になりました。このため、大学の薬学部に6年間通って国家試験の受験資格を取ることから始めます。そもそも薬学部に入学することも難しいことかもしれません。

日本全国に薬学部はありますが、多くの人が薬を通じて多くの人を助けたいと言う目的を持っています。また、競争率が高いとなると、苦手な科目があるとそれが致命的になるかもしれません。もちろん、薬学部と言っても人気が高いところだけではないので、倍率があまり高くはないところを選ぶと言う方法もあります。

人気がある大学はかなり偏差値が高くないといけないのですが、そういう大学ばかりではないので、今の成績では厳しいと諦める必要はありません。

なぜ4年制から6年制へと移行したのか

薬学部が4年制から6年制へと変わってしまいました。これは、実務実習の時間を多くすることが目的だからです。実は、6年制の薬学部では、半年間の実務実習を受けなくてはなりません。

日本はそれまで先進国の中でも育成と言う面では遅れを取っていたので、実務実習に力を入れるようになったと言われています。大学生の間に、たっぷりと実務の経験を積んでおくことができますので、これなら即戦力として活躍することが期待されます。

中には、最近の薬剤師は丁寧な接客をしていると感じた人がいるかもしれません。大学時代から実務経験があるので質の高い人材が調剤薬局やドラッグストアにいるのかもしれません。

大学を卒業するだけではなく国家試験の合格が必要

6年制の薬学部を卒業するだけではなく、卒業後に年に一回だけ行われる国家試験に合格しなくてはなりません。この試験に合格できないと、また来年、受験しなくてはならなくなります。

中には、不合格になると内定を取り消す会社もあるので必ず合格しなくてはなりません。合格した後に免許の登録をすれば、晴れて薬剤師として働くことができるようになります。新卒であったとしても問題ありません。調剤薬局や病院、製薬会社などさまざまな場所で働いて、薬を通じて多くの人の命を救いましょう。