長い間お薬のことを毎日毎日勉強をして国家試験をパスして、やっとお薬の専門家として社会に出る有資格者たち、初任給から平均収入よりも高めの設定です。国家試験の合格から実際に勤務できるまで少し手間と時間はありますが、正社員だけではなく時給で働いても稼げる資格でもあります。
薬科大学で学び卒業したらすぐに薬剤師として勤務できるわけではなく、国家試験を受験して合格を勝ち取らねばなりません。毎年試験日は2月で合格発表は3月、合格したらもちろんうれしいですが、まだこの段階では不十分です。
専用の名簿への登録が必須であるためであり、そのために申請の手続きを行う必要があります。国家試験にパスしたら合格証書は自宅に、1週間のうちには届きますので、合格証書を持参しての申請手続きです。その時にはお金も必要であり、3万円を持っていくのも忘れないようにします。
こうして申請手続きを済ませて、名簿登録がされたら、医薬品のエキスパートとして活躍できるわけです。
たくさんの職種があり給与もバラバラですが、比較的に国内の職種で見た時の平均収入が高いのが薬剤師です。4年制大学卒業の初任給が20万円くらいのところ、お薬の専門家となる国家資格を取得して働く人は、初任給から25万円くらいと、社会にでてすぐからしっかりと稼ぐことができます。
その後の平均的な月給としては40万円前後、平均的な年収でみると470万円前後ですが、役職などが付くとさらに高収入なのも魅力です。正社員としての入局だけではなく、アルバイトやパートでも時給が高いのも特徴と言えます。
派遣社員を含む時給で働いても、時給は1700円前後であり、2000円超えも珍しいことではありません。
制服なしの職場が増えましたが制服アリの職場ももちろんあり、薬剤師たちが着用をするのは基本的に白衣です。清潔感のある白衣は、患者さんたちにも安心感を与えることになります。
そんな白衣はどうやって管理をするのか、職場での管理なのか、あるいは自宅での管理なのか、ルールに関しては職場ごと違いがあることです。特に病院勤務なら白衣はほとんどが支給であり、感染症などの管理にも重点が置かれているからでもあります。
病院ではクリーニング業者と提携をしていることがほとんど、その業者に依頼して洗濯をするケースが多いです。提携業者でのクリーニングは80%ほど、残り20%くらいは自宅で洗濯をして管理をしています。