日本でもいつからか終身雇用という言葉も使われなくなり、たくさんの人たちはそれぞれ自分のスタイルで仕事をするようになりました。これは自分が今置かれている環境や諸事情を考慮して働くという、比較的に自由な働き方なのです。
今の時代、女性は男性と同等に仕事が与えられるべき、という方針はあたりまえのこととして、多くの企業や団体では男女の別なく職務を与えています。今はそういう時代なのです。ところが、よくよく考えてみますと、女性と男性とではやはり同じく仕事を続けていくことが難しいという事情もあるわけです。
女性には結婚や出産、そして育児という仕事があります。確かに今の時代はそれらの仕事を女性に代わって男性がやるという場合もありますが、すべてではありません。やはり女性が担う方が圧倒的に多いのが現状でしょう。
出産の後、または育児最中に女性が仕事に就くには、いろいろと条件を認めてくれるような雇用形態を選びたいものです。
会社を退職後、再び仕事に戻りたいと考えたとき、多くの方は前のような仕事には就けないと思ってしまうことでしょう。そこにはブランクの問題があり、また年齢という壁も高く感じてしまいます。そして、諦めてしまうことも実に多いわけです。
しかし、それが誰でもできないような専門的な仕事ならどうでしょうか。たとえば、薬剤師のような職業は正規の資格がなければできないものです。そういう専門的な仕事なら、比較的に職に就ける可能性は高くなります。
雇用形態もいろいろとあります。人気なのは派遣社員ではないでしょうか。勤務地も時間も収入も、そして場合によっては妊婦さんでも働くことが可能です。
女性だって男性と同じように、仕事が命、と胸を張りたいものです。専業主婦という選択も尊いものですが、自分の仕事を持つということは、女性だって与えられるべき当然の権利なのです。特に薬剤師のような専門性の強い職業なら、一時的に会社を辞めることがあっても、すぐに復帰できるという点では有利になります。
そして、派遣という雇用形態はその後押しをしてくれますから、誰でも気軽に仕事を手にすることができるのです。実はこの薬のプロフェッショナルの存在は、今、ものすごく人材不足に陥っています。
高齢化社会に突入した日本では、これは大問題です。ですから資格を有した方が一人でも多く職に就くことが望まれているのです。
