派遣薬剤師の全て

正しい雇用関係を理解しておくために

2017年06月28日

医師や看護師などと並んで人材不足が深刻化している職業が薬剤師です。というのも主に女性が活躍している現場であり、結婚や出産などに伴い仕事を辞める方が多くいるからです。そこで今回は、そんな中今注目を集めている派遣に関して記載します。


直接薬局などに雇用をされているわけではない

空いた時間や子育てもひと段落したのでもう一度仕事をしたい、でも家庭もあるのでフルタイムでは働きたくないと考えている方に注目を集めているのが派遣です。というのも、短時間労働や一時的な労働を実現することが出来るため、日常生活で出来た空いた時間を有効に活用して、お金を手に入れることが出来るからです。

このシステムを使って働こうと考えた場合、まずは雇用関係をしっかりと理解した上で働く必要があります。というのも、この仕組みを使って働く場合は、雇用主は薬局などではなく派遣会社です。そのためその会社と雇用契約を結ぶことになるため、この点はしっかりと頭に入れておきましょう。


待遇はどちらのものが適用されるのか

ではこの仕組みを使って薬局などで働こうと考えた場合、待遇や給料などは薬局側の福利厚生が適用されるのでしょうか。答えは違います。その会社の福利厚生が適用されることになるため、薬局と直接雇用関係にある方とは違った待遇で働くことになります。

そのため給料や福利厚生に差がある場合もあります。また給料を支払う業者も薬局ではなくその会社が支払うことになるため、その点も十分注意しておきましょう。ではどのようにすれば働くことが出来るのでしょうか。必ず行わなければならないことが働きたいという意思を表示するために、登録をする必要があります。

ではその登録はどのように行うのでしょうか。


インターネット上から登録を行う

登録方法は簡単です。インターネット上から必要事項を登録するだけで簡単に登録することが出来ます。但し、インターネット上で全てが完結する業者はありません。

基本的には業者に一度出向いて、簡単な面接を行う場合も多くあるため、面接がある場合も多いことを頭に入れておきましょう。しかし面接と言っても働きたい日数や条件などといった労働環境に関する話し合いがほとんどのため、しっかりとした準備を行う必要はないのでリラックスした状態で臨みましょう。

このように、この仕組みを使って働きたいと考えた場合はインターネットを使って業者を探すことになります。だからこそ、インターネットの環境は必ず確保しておきましょう。