現在は団塊の世代の人がみんな退職してしまった後ですから薬剤師の数が減っているわけです。それなのに高齢者の数が増え薬のニーズは上がっていますから薬剤師の絶対数が不足している状態ですから、派遣のニーズは高まっています。
現在、薬剤師さんが不足してすぐにでも一人欲しいと言う病院や調剤薬局は全国にたくさんある状態です。したがって派遣会社から二つの会社へ行かされることはあり得ることであり、別に法律的には問題がないと思われます。
ただそのニーズに応えることが出来る人材がいるかどうかと言う問題があり、ニーズに応えることが出来る人はそんな状態になり得ます。午前中がA社で午後はB社と言う感じになるわけで、依頼者側がそれでいいと言いうのなら何ら問題はないです。
今は人が全然不足している状態ですから、この状態になっても不思議はまったくありません。それならどちらかの正社員にしてもらえばいいと言うことになりますが、何らかの事情があってそういうことになっているわけです。
掛け持ちで働く人はお金がかなり必要な人か会社から頼まれて断る理由がなかった人の場合がほとんどです。離婚した男子は慰謝料の払いがある人がいるし、離婚した女子は子供の養育費を稼がないといけないからお金に対して強いニーズがあります。
その関係でかなり無理をしてかけもちをやっていると言うのがほんとのところではないかと思われます。二か所以上のニーズがあるのは派遣会社への要求が一日単位ではなく時間単位である場合、忙しい時間だけ人に来てもらいたいのでそのようになる可能性もあります。
たとえばA社は午前中に人が必要でB社は午後に必要であるという場合などです。このような場合は長く働きたい人にはピッタリの状態になります。
離婚した男子で慰謝料を払いながら別の家族も養っていると言う人はかなりいます。このタイプの人の場合は、お金に対するニーズがかなり強く法律を守るとかよりとにかく働けるだけ働かないといけないと言う感じの人はいます。
その人達にとってかけもちが出来ると言うことは大変うれしいことではないのかと思われます。これによりかなり稼ぐことが出来るからであり、お金不足の苦労からちょっとは解放されるわけです。
普通の人にしたら、休みがあるから働いていると感じですが、そのタイプの人達は休もうとしないわけです。追い込まれた人達にとってはこの働き方は普通のことであり、別に何ら騒ぐことではないわけです。