派遣薬剤師の全て

非正規で働く人への対応を考える

2017年08月14日

薬剤師の人材不足状態の解消には、まだまだ時間がかかるようです。病院へ通う患者さんの増加と供に、調剤薬局などの数が増え続けていることなどが、人材不足になる理由と言われます。そんな人材不足のため、派遣会社からの非正規社員の紹介も増えて来ています。応募する年齢も、働き盛りの人が主な対象にもなると考えられます。


正社員より非正規の方が良いと言う人も

今、正社員として働くことより、非正規社員として働くことを希望することが増えているのが、薬剤師の職と言われます。女性の資格取得者が多いことから、結婚・出産・子育てと言ったことが落ち着いた人が、再度仕事を始めようと考えることから、パート職や非正規職として働くことを希望するようです。

非正規社員になることで、働く時間の設定が出来ることになります。正社員の場合ですと、いつ残業になるのか判からず仕事をすることになりますが、この場合になると当初の決めと言うことで、残業なしでの仕事が可能になります。

家庭を守るためには、定時での帰宅が非常に大事になって来ます。急な残業は、かなり巌しい選択にもなってしまうことになるからです。


アルバイトやパート職より優遇される

この時、時間給を目的として働くのであれば、アルバイトやパートで十分と思われる人も多いのではないでしょうか。ですがこのアルバイトやパート職では、足りないと考えられるものがあります。その大きな面が、給与です。

非正規社員と言われる派遣社員として仕事をすることで、アルバイトやパート職より優遇された時給や給与になることが、保証されると言って良いでしょう。その理由として、この職を依頼する会社は人出不足で事情がかなり切迫していることが考えられ、即戦力となる人材が欲しいことから、多少給与が高く付くことに目をつぶる傾向にあるからです。

そこには、お金で解決出来るのであれば、必要とされる金額は出すと言う緊急事態になっていると考えられまます。


いろいろな仕事を覚えることが出来る

またこの非正規社員として働くことは、様々な職場で仕事をすることになり、いろいろな経験を積みやすいと言う特徴があります。調剤薬局などで仕事をする正社員やパート職では、いつも同じ仕事を続けることになります。

ですから日々の仕事に対しては、問題なく仕事をすることが出来ると考えられますが、それ以外の仕事に対しての内容は、皆無に近いものとなってしまう恐れも出て来てしまいます。その時、派遣される人たちは、いろいろな経験を積むことも可能となっていることから、幅広い知識を持てることにもなるはずです。

多岐に渡る経験を積むことで、いろいろな対応も可能になり、信頼される薬剤師になりやすいとも言えることになるのでしょう。