薬剤師の雇用形態の一つに派遣があり、時給がかなり高いことから人気の働き方となっています。しかしその際に気をつけなくてはならないのが、派遣会社選びです。派遣ならばどこでも大差はないと考えてしまいがちですが、同じ勤務先でも登録している派遣の会社によって、時給や優遇には大きな差が生まれることもあります。
それだけではなく、福利厚生の違いや紹介してもらえる先がどれだけ充実しているのかにも注目しておくようにしましょう。時給が良いからというだけの理由で登録先を選ぶのはおすすめできません。正社員やアルバイト、パートとなれば雇用先と雇用契約を結ぶことになりますが、派遣の場合には登録した派遣の会社と雇用契約を結ぶことになるので、どんなに良い働き先でも派遣の会社自体が良くないと、納得できる給与がもらえなかったり、不満が生まれる可能性も高くなってしまいます。
万が一勤務先とトラブルが起きた際に、きちんと間に入って対応してくれるのかという点にも注目しておく必要があります。福利厚生がしっかりとしているというのは当然のことであり、福利厚生がしっかりしていない会社となれば、トラブルが起きたときにも対応してもらえない可能性が高いので、福利厚生がしっかりしている会社を選ぶことから始めましょう。
それ以外にも、紹介してもらえる求人の量と質に注目しておく必要があります。どんなに福利厚生が整っていても、希望する働き先が見つからなければ意味がありません。選択肢が豊富にあり、なおかつ良質な求人を紹介してくれるところを選んでおくべきです。
派遣会社によって、求人の量や内容には必ず違いがあるので、いくつかの会社に登録しておくことをおすすめします。複数に登録しておくことで、より納得できる働き先を選ぶことができるようになります。どのような働き先を求めているのかということも、あらかじめ考えてから登録する派遣先も選ぶこともポイントとなります。