派遣薬剤師の全て

薬剤師の派遣社員に関する法律とは

2017年10月09日

薬剤師として働く方法の一つとして、派遣というスタイルがあります。時給がかなり高いということや、正社員ほど責任が重くないということなど様々なメリットがありますが、法律に関することで気をつけておかなくてはならないこともあります。

その一つが、正社員として働いていた勤務先では辞めてから一年以内は働くことができないという点です。正社員として働くことが難しくなり、同じ職場で働きたい場合には気をつけるようにしておきましょう。それ以外にも、派遣社員として三年間働いたところでも、勤務することはできません。

しかし会社単位での禁止というわけではないので、同じ会社でも別の店舗の薬局やドラッグストアとなれば、三年間働いていても働くことが以降でも可能となっています。一つの場で正社員として働くと、その職場のルールや知識しか身につかないので、スキルアップができないという考えから、様々な場で働くことができる派遣社員というスタイルを選ぶという人も増えており、経験を積んでから正社員になろうという人も多いです。

しかしその際に頭に置いておかなくてはならないのが、管理薬剤師として働くことはできないという点ではないでしょうか。スキルアップの一つとしてかなり役に立つ役職ですが、管理するということもあり正社員かフルタイムのパート以外は就くことができないので気をつけましょう。

そのほかにも、三十日未満の短期の契約は原則として禁止されているということも忘れてはいけません。短期間のみ働きたいという場合で、その対象となるのは六十歳以上の年齢だったり、本職の年収が五百万円以上あるなど、細かく決められています。

法律に関する知識はあまりないという人が多いですが、しっかりと頭に置いておくようにしないと、後々トラブルが起きることもあるので理解しておくようにしましょう。法に関するトラブルに巻き込まれないためにも、重要なポイントとなってきます。