派遣薬剤師の全て

正規雇用で働くか非正規雇用で勤務をするか

2017年10月20日

長い年月をかけて医薬品知識を学びライセンス取得までしたのですから、それに見合った高収入で働きたいと考えるのは当然です。実際に正規雇用でも年収は高いですし、時間給の非正規雇用でも時給額はほかのパートなどよりずっと高いため働き方も選べます。


一定期間を契約で働くことで得られる利点

派遣薬剤師として働くことのメリットの一つは、正規雇用より高給とりということです。社員として働く場合の時給計算では、およそ2500円ほどが目安になりますが、それを上回る3000円から4000円が相場になります。

時給計算で3000円の契約をして毎日8時間働いた場合、ほんの20日毎月働くだけでも、年収の単純計算では576万円です。社員雇用の年収平均はおよそ553万円なので、社員の年収以上を時給制で稼いでしまう計算になります。

勤務スタイルが正規の社員ではないというと、一般的な認識では稼げない印象ですが、専門性の高い国家ライアセンス取得者の場合、社員にこだわることもなく稼げる金額です。


サービス残業はなく働いた対価分だけ収入になる

派遣薬剤師として働くことになると、サービス残業はなくなります。タイムカードでの出勤管理が徹底をされているので、自分がその職場で働いた分だけ、きちんとお金を得ることができる働き方です。

契約期間があるので、その期間を更新するか、ほかの職場へと移動をするか、本人の意思で選択ができます。更新時期を迎えてほかの職場へ移動をしたいと思えば、ほかの職場を紹介してもらうことができるので、いくつもの職場体験ができる働き方です。

正規雇用ではないために、社員にはあるボーナスや昇給に福利厚生もありませんし、社員には安定と継続性が無いのも悩ましい部分だと言えます。時給で考えると高額時給ですが、社員の持つ大きなメリットにはかなわない部分があるのも事実です。


社員として働くことで得られる安定感

薬剤師が正社員としてえ勤務をするメリットは、安定をした収入を得られることです。時給制の働き方は目先の利益だけ見ると、時給額が高額で魅力的ですが、社員には非正規効用にはない特典がたくさんあります。

社員だからこそ年に2回のボーナスの支給がありますし、住宅手当や地方手当が出る職場もあるので潤いやすいです。雇用契約が社員であれば働き続けることで、昇給のチャンスがあって年収アップも見込めますし、立場的なランクアップを目指すこともできます。

時給制とは異なり時間の制約もありますし、有休もとりにくい面もあるので、自分が何を重要視して働くかを考えて、雇用形態を選ぶようにすることです。