人材会社への登録をして時間給で働くとしても、最初に勤務先の人との対面の機会があって、正式な契約を交わしたうえでの稼働になります。国家資格があれば誰でもウエルカムというわけではなく、会社側としても一緒に働きたいと感じられる人に来てもらいたいですから、身だしなみや受け答えもきちんとすることです。
薬剤師として派遣先での面接を受けるときには、きちんとした身だしなみや時間厳守など、基本的なことを守ることです。当たり前のことではありますが、何があろうと遅刻は厳禁であり、社会で時間が守れないのは信用を失うことになります。
道迷ったとか、渋滞や電車の遅延などの言い訳は言語道断であり、その前になぜ連絡をしなかったのかという話です。これらのほとんどは早く出発をすることで、大方防ぐことができるため、実際にはこれらの理由は言い訳でしかありません。
10分前には到着をすること、道順はあらかじめ下調べをするくらいの準備が必要です。正社員雇用ではないにしろ、社会人として恥じない、きちんとした服装を心がけるようにします。
薬剤師として派遣で働くにあたり、面接ではほかの職場で勤務していたときの事にも触れて質問することがありますが、絶対にほかの職場のマイナス点を口にしてはいけません。これから一緒に働くかどうかの品定めをされているのに、前職場の悪口などを聞かされては、一緒に働きたいと思う人はいません。
前職場で嫌だったところを吹聴するのは、印象を悪くするだけですので、何があろうと大人の対応で、ほかの職場の良い面だけを誉めたたえておけば問題はないです。嘘を口にすることはないものの、話し方には頭を使うこと、前向きな発言や表現を心がけます。
ほんの短い時間の対面での会話ですが、常に笑顔と前向きな発言が基本です。
薬剤師として派遣契約を無事に結ぶことができるためにも、面接の際にはとにかく、一緒に働きたい人物と思わせることです。採用担当は人柄や行動力などを冷静に見ているので、一緒に働きたいと感じられる人かどうか、採用においては大きく影響をします。
職場に加わってくれて活躍をしてくれそうな人材であるとか、積極的に行動を起こせる人材であるなどもチャックポイントです。自己紹介では1分ほどで、経歴や強みをまとめて、はっきりと口にして伝えます。これまでの業務での成果やスキル、在籍企業などの経歴を、質問されたら話しますが、数字を加えて話すと説得力倍増です。
経験があるならば、マネジメントなどの経験を話しておくのも悪くはありません。