派遣は正社員に比べると待遇が悪いというイメージがあるかもしれませんが、理想とするワークライフバランスで働きたいという人にはおすすめの働き方です。家庭と仕事を両立したいといった時間重視の人は、ぜひこの条件で探してみてください。
一般的な仕事であれば派遣だと待遇が悪いと考えられていますが、薬剤師に関してはそういうわけではありません。雇用契約を結んだ会社の福利厚生や保険が適用してもらえて、賠償責任保険に加入してもらえる会社もあります。
求人例をチェックしてみると、東京都にある調剤薬局の場合には時給が3300円からで処方箋の枚数は1日に約45枚、処方科目は総合科目となっています。また勤務時間は月曜日から金曜日までが9時から17時まで、土曜日は9時から14時までのシフト制です。
日曜日や祝日は休みです。時給の相場は3000円前後で、パートとして働くよりも高い時給が設定されていることがわかります。
派遣として働くと様々なメリットがあります。パートよりも能力が高くて信頼感があると考えられており、時給が高く設定されています。また最も大きなメリットとして希望する時間に働きやすいという点が挙げられます。
特に子供がいる子育て中の人であれば、家庭と仕事を両立するために時短で働きたいという希望や、週末は子供と過ごせるように休みたいという希望があるかもしれません。そんな希望をかなえやすく、契約している会社のコンサルタントに気軽に相談することができます。
さらに職場で何かトラブルがあったときには、コンサルタントに相談できるというメリットもあります。職場に伝えにくいこともコンサルタントを通じて訪ねてもらえます。
ただし良いことばかりがあるわけではなく、デメリットもあります。正社員のようにボーナスが出ないため、年収で考えると正社員よりも低くなることがあります。また休日が多い月など、働く時間が少なくなればなるほど収入も減ってしまいます。
収入よりも希望する時間に働けることを重視する人に向いていると言えます。さらに契約がいつ打ち切られてしまうかわからないという不安があり、場合によっては必ずしも希望する時間に働けるわけではないこともあります。
キャリアとして軽視されてしまうこともあり、クレジットカードの審査に通らない場合があります。収入やキャリアよりも家庭を重視したいという人におすすめの働き方です。